B型日記

September, 2004

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＞ てなわけで、近くabout meをいじる予定です。

と書いたけど、重要なことは表紙に出したからもういいか。と。
一般人の間での「プロ野球どうなってるんだよブーム」はもう終息したしなー。

ところでみなさんは、左にあるカレンダーの間違いに気づかれましたか？　気づかいでか。

朝日新聞夕刊の長期連載エッセイ「三谷幸喜のありふれた生活」にきょうこんなことが書いてあった。
話題は「プロ野球界の再編問題」である。

<引用>
野球機構と選手会の対立は古田会長の頑張りで選手側の勝利となった。（中略）
結局、明暗を分けた理由は何だったのか。僕は「眼鏡」に注目した。
</引用>

要はおしゃれな眼鏡をかけていた古田に対し「機構代表」は、レンズが大きくておしゃれでない眼鏡をしていた、このことでビジュアル面で損をしたのではないか、というのだ。「相手」が「いかにも融通の利かないお役所的なキャラクター」に見えたことも世間的に古田を応援する声が大きかった一因ではないかというのだ。

外見の問題は実は私も思っていた。

テレビのふつうのニュースでも繰り返し流れた、オーナー側、NPB側と、古田、礒部のそれぞれにスーツを着たバストショット。
一般の人から見れば「知らないおじさんたち」である先方と、「知っている若者たち」である選手側…三十路もいるけど。 そのうえ外見に差がある。
「 知らない上に地味」対「知っている上におしゃれ」。後者の味方をしたくなるのは人情だ。

眼鏡だけではない。 もともと人形のようにくっきりした顔立ちでかっこいい礒部に対し、ドラえもんののび太などと言われる古田だが、やはりスターである。美男ではないがクセのないあっさりした顔に、事情はどうであれ責務に殉じてそこにいるときの、読むべきものの多い表情を浮かべているのを見ると、正直いって「きれいな顔だなあ」と思う瞬間があった。

私は今回のストに関しては不支持なのだが、「労組選手会支持側は外見に騙されてやんの」と言いたいのではない。そこまで私はアホではない。それに外見といったって古田だもんなあ。
だが、古田がかっこいい眼鏡をし、きれいな顔をしているときの外見の威力は、美男の礒部やしろぶたや立浪の力の比ではないと思った。
少し自分を他人の目で見る気持ちになった。 「Webサイトで私はこのみずみずしい容貌をした男にケチをつけ、そのうえ凡庸な外見のおじさんたちの話をもっときけとわめいているんだなあ」と 遠くから思った。で、「それでもやっぱり不支持だよ、悪いね」と確認した。

これは野球の話ではないような気がするのでこちらに書いた。

> 沖縄県の大学に米軍のヘリが落ちましたが。（8/28の日記）
これ日本側に死傷者いないので軽く見られていないか。
死傷者がいないのは、激突した校舎から全員、必死で逃げ出したからだ。
爆風は近くの民家の窓ガラスをぶち破っている。これも中にいた人がとっさに逃げたので助かっている。
それほど危ないことがこの「自称・米軍に守られている国」で起きたのだよ。やーね。